脊柱側弯症との付き合い方~小学生で発症し手術をせず付き合ってきてアラフォーになった話~

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題名を見て「?」と思った方もいらっしゃるかと思います。


脊柱側弯症は「せきちゅうそくわんしょう」と読み、簡単に言うと、背骨が捻れながら曲がっている状態のことです。

 

私は小学生からこの症状があり、手術はせず今も付き合いながら生活をしています。

 

ご自身に症状があったり家族や友達に症状があったりと、意外と身近なのかなと思います。

 

色々な情報があると思いますが、その内の1つとして読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

側弯症とは?

A.機能性側弯(一時的な側弯状態)
何らかの原因により一時的に生じた側弯です。椎間板ヘルニアなどに伴う痛みによるものもあります。

B.構築性側弯(本当の意味での側弯症)
脊椎のねじれ(回旋)を伴った側弯であり、簡単にまっすぐに戻らなくなった状態です。

 

1.特発性側弯症
特発性とは、原因がわからないこと、を意味し、側弯症のうち80-85%を占めます。
年齢による分類
①乳幼児期側弯症:3歳以下で発症し、男児に多いです。
②学童期側弯症:4~9歳に発症し、進行する例が多く見られます。
③思春期側弯症:10歳以降に発症し、多くは女子です。

 

2.原因である病気がわかっている側弯症
①先天性側弯症:椎骨に生まれつきの形の異常があるために発症する側弯症です。
②神経・筋原性側弯症:様々な神経や筋肉の病気が原因で発症する側弯症で、脊髄空洞症、脳性麻痺、筋ジストロフィーが代表的な病気です。
③神経線維腫症による側弯症:レックリングハウゼン病ともよばれ、特有な色素斑、皮膚腫瘍、などにより診断されます。
④間葉系疾患による側弯症:血管や結合組織の生まれつきの病気による側弯症で、マルファン症候群が代表的な病気です。
⑤その他の側弯症:放射線治療、やけどなどによるケロイド、骨系統疾患、感染、代謝疾患、脊椎の腫瘍などによっても側弯症が起こります。

 

引用元:日本側弯症学会 患者向けサイト 理解と治療のための側弯症TOWN 

 

 

私の側弯症

小4頃から発生した記憶です。

 

背骨は捻りながらカーブがあります。
正確な角度は測っていませんが、ネットの写真を見ると10度~30度位かなと思います。

 

最初に気づいたのは母で、小学校の内科検診でお医者さんに懸念していると伝えたのですが、お医者さんは「問題ないですよ~」と言っていたのでそれを信じてしまいました。

 

しかし実はやはりそうだったと数年後に受診した整形外科か何かで発覚したのです。

 

しかもお医者さんから母は「なぜもっと早く連れてこなかったのか?」と怒られたらしく、小学校の内科検診の時の話をしても「それでも気になったら骨が柔らかい内に一度きたらよかったのに」と言われたという。そんなこと言われてもね・・・

 

当時はネットが出始めた位で発達しておらず、情報も本か誰かとの話からしかなかったのです。

 

 

症状

背中の張り・肩こり・腰痛・肩甲骨の張りが顕著で、基本的に身体の右側に症状が出ます。
斜めがけバッグをかけて長時間歩いたり重たいものを持つと、身体の右側が張って痛くなります。
腰のくびれも左右異なります。

 

あと長い時間同じ姿勢で座っていられないです。

硬い座椅子は本当にツラい涙

学校の椅子は結構大変で、常にもぞもぞしてたから落ち着きがないと思われてたかも。

今まで行ってきたこと

中学生の時は皆の目を気にしたり体育や部活含め自由に動けないことが気がかりで、コルセットをしたり針金を入れる手術は抵抗があり勇気が出なかったので、そういった方法で治すのではなく、付き合っていく方向を選びました。

特にどこかに通ったり何かをしたりというのはしていませんでした。

 

高校生になると、整形外科での検査(検査のみで治療は無し)・マッサージ・整体、大学生や社会人になってからはヨガ・ストレッチなどなど実施してきました。


今行っていること~自宅でストレッチ~ 

今は基本的には自分で座る姿勢を気を付けたり、家でストレッチをしています。

 

ストレッチは以前ホットヨガに通っていたのでそれを思い出したり、YouTubeで運動やストレッチ系のものを見て実施しています。 

 

少し前までは整骨院に定期的に通っていたのですが今は休止していて、どうしても我慢できなくなったらたまにかかるようにしています。

最後に

側弯症は一度なってしまうと自力で元通りになるのはほぼ難しく、手術は怖くて踏み出せず見て見ぬ振りでそのままにしてしまっている方も多いのではと思います。

 

今はネットに色々と情報があり、コルセットや手術の体験談、また、私の様に手術をせず付き合っていく方法など、色々なパターンを知ることができると思います。

 

症状のない方は「ちょっと動いただけなのに(若しくは動いてもいないのに)そんなに痛いの?」と、なかなかピンとこないかもしれません。

でも本当にツラいんです、これ。

 

なので自分のお子さん・親御さんなど身近な方で悩んでいたり、少しでも「もしかしてそうかも」と思う方がいたら、早めに整形外科や整骨院などにかかることをおススメしますし、早めにかかったがいいよと伝えてほしいです

特に骨がまだ柔らかい小中学生などはすぐにでもかかったがいいと思います。

 

特に女性は出産・育児をする方もいると思うので、放っておくとその時が結構ツラいかもしれません。

(私は経験していませんが、背中や腰の負担でかなりしんどいだろうなと想像します。)

 

今回の記事が少しでも参考になったり悩んでいる方の後押しになれたら嬉しいです。